「森林セラピーの楽しみ方」 “1/fゆらぎ”の癒し編

「1/fゆらぎ」がもたらす癒し効果

1/fゆらぎ
1/fゆらぎ=パワースペクトル(P)が周波数(frequency:f)に反比例

 

「自然」がいちばん心地いい

「1/fゆらぎ」という言葉を聞いたことがありますか? 知らない、という方も、もしかしたら「1/fゆらぎ」の効果を応用した家電製品などを目にしたことはあるかもしれません。海や山など、自然の中で吹くような不規則な風を作り出す扇風機や、日向ぼっこのような温かさのコタツなど、わたしたちが「心地よいと感じる不規則さ」を持つ家電製品は、「1/fゆらぎ」の癒し効果を利用して作られています。

一般的なコタツは、設定した温度が常に保たれるように設計されています。でも、「熱い」と感じたり「ぬるい」と感じたりして、ひんぱんに温度設定ツマミをいじりたくなってしまいませんか。知らず知らずのうちに、わたしたちは、適切な温度が一定に保たれた状態よりも、むしろ変化がある状態を好むようです。

また、扇風機も、送風の向きを固定せずに首振りにしている方のほうが多いのではないでしょうか。一定の風量の風に当たり続けると冷えすぎてしまいますし、だからといって微風だけだと暑いと感じるので、首振りにして強弱をつけた方が心地良く感じます。快適性をもとめて、より自然の風に近い、風量が不規則に変化する「1/fゆらぎ」の風を送る扇風機も開発され、商品化されています。

また、BIOTOPIAで体験できる森林セラピーでは、セラピストが「1/fゆらぎ」を感じるように私たちをリードして、森の持つ癒しの力に気づかせてくれます。

どうやら、わたしたちは、規則的な変化よりも「予測できそうでできない」不確かさを心地よいと感じるようです。

この私たちのカラダやココロが「心地よいと感じる不規則さ」=「1/fゆらぎ」とは、いったい何なのでしょうか?

 

そもそも「ゆらぎ」とは何か

「ゆらぎ」とは、あらゆるモノの空間的・時間的な平均値からのズレ、ランダムな変動のことです。物理学では「揺動(ようどう)」と呼ばれます。実は、この世界に存在するあらゆるモノは「ゆらいでいる」とも言えます。

自然界においては、じっと静止しているモノはありません。あらゆるモノは、時間の経過とともに必ず変化します。その変化には、厳密に言うと必ず不規則な動きを含んでいるのです。それが「ゆらぎ」です。規則正しく見えるものも、実は「ゆらいでいる」のです。

たとえば、精密機器を使って直線を引いたとします。どんどん拡大して厳密に見ていくと、必ず不規則な歪みがあらわれます。

また、物理法則の中で規則的に運動していると思われる、太陽などの天体でさえも、わずかながら不規則な運動を含んでいます。厳密に見ていくと、純粋な理論上の軌跡をとらない微妙な「ゆらぎ」があるのです。

この「ゆらぎ」があるため、わたしたちは「完璧に未来の運動を予測する」ことができません。もちろん、おおよその予測を立てることはできますが、それは計算上の平均値なのです。

現実の世界では、あらゆるモノは平均値のまわりでわずかに変動しています。つまり万物は「ゆらいでいる」と言えます。

 

いろいろな「ゆらぎ」

この「ゆらぎ」にはいくつかのパターンがあります。

ひとつめの「ゆらぎ」は、完全にランダムで予測不能な「白色ゆらぎ」「ホワイトノイズ」と呼ばれるものです。宝くじの当選番号が決まっていくような不規則さであり、予測することが全くできない非常に雑然としたランダムな変化を示します。

ふたつめは、「1/fの2乗ゆらぎ」「ブラウンノイズ」と呼ばれるものです。この「ゆらぎ」は、ある程度の予測が可能で、過去の状態に強く依存する「ゆらぎ」です。コインを投げ、表が出たらプラス1、裏ならマイナス1と、得点をつけていくゲームをグラフにしたとします。縦軸を点数、横軸を回数として何万回も行っていくと、ギザギザとした動きが記されていきます。酔っ払いの千鳥足のようなこの動きは、数理の世界では「ランダム・ウォーク」と呼ばれています。ひとつ前の値を起点としたランダムな変動である「ブラウンノイズ」は為替や株などの分野に応用される「数理ファイナンス」の基礎となるものです。

数理ファイナンス

 

「1/fゆらぎ」とは

そして、このふたつの「ゆらぎ」の中間の性質を持つのが「1/fゆらぎ」です。まったく予測不可能なホワイトノイズと、ある程度予測可能なブラウンノイズの中間の性質を持っています。「1/fゆらぎ」は「予測できそうでできない」偶然性と期待性をもつ「ゆらぎ」で、ピンクノイズとも呼ばれています。

 

身近にある「1/fゆらぎ」

気温や天候は、年間を通しても長い期間で見ても、まったく同じパターンが繰り返されることはありません。でも、ある程度の変動の幅があり、法則性を見いだすことはできます。天気予報が当たることもあれば外れることもあるのは、自然現象である天候は不規則に変化するもの、平均値に基づいた予測から「ゆらぐ」ものだからです。小川のせせらぎや木洩れ日、虫の羽音など、私たちが心地よいと感じる自然における不規則さを数値化して解析すると、その多くが「1/fゆらぎ」を示すことが分かっています。

また、音楽が私たちに与えてくれる安らぎにも「1/fゆらぎ」が隠れています。好みは人それぞれだと思いますが、「音楽」と「騒音」の違いが分からない人はまずいないでしょう。でも物理学的に言えば、「音楽」も「騒音」もどちらも「音」であることに変わりはありません。これはよく考えてみると不思議なことです。私たちが心地よいと感じる音楽の音響振動を調べると、周波数が1/fゆらぎを示すと言われています。音楽は、豊かで複雑に変化し私たちを癒してくれますが、音楽が音楽である共通の性質が「1/fゆらぎ」だという説には驚かざるをえません。

そしてまた、生体のリズムも基本的に「1/fゆらぎ」をしていると言われています。規則正しいリズムを持っていると思われる心拍・呼吸や脳波などの生物電気現象の変動にも「1/fゆらぎ」が見いだされるのです。健康な人の心拍データを解析すると、心拍周期の平均値に対してきれいな「1/fゆらぎ」があらわれますし、神経細胞が発する電気信号の発射間隔も「1/fゆらぎ」を示すことが分かっています。

 

心地よいと感じるのは「1/fゆらぎ」

人は五感(視覚・聴覚・臭覚・味覚・触覚)を通して「1/fゆらぎ」を感じると、生体のリズムと共鳴し、快適感を感じると言われています。いわゆるヒーリングミュージックと言われるものは、「1/fゆらぎ」の理論を応用して作られています。波の音や虫や鳥の声など、自然の中にある「1/fゆらぎ」を持つ音を聞くと、安心感を感じ、リラックスできるというのです。もしかしたら、私たちは、自然と同じリズムを感じることで、人工的な規則性が強いる緊張感から解放されるのかもしれません。

 現代の私たちは、人工的な直線、規則的な造形に囲まれて生活しています。また、自らの生体のリズムではなく、時計が示す時刻に従って行動しています。自然界にはない刺激を受け続けることは人を疲れさせるのでしょう。私たち現代人は、知らず知らずのうちに五感を閉じて、それらのストレスから身を守ろうとしているのかもしれません。

BIOTOPIAで体験できる森林セラピーでは、ガイドと一緒に森の中を散策します。鳥の声に耳を澄まし、吹き渡る風を感じたり、森の香りや木の幹のごつごつした感じを味わったり。自然に身をゆだねて、「1/fゆらぎ」がもたらす「癒し」を味わってみませんか。

 

BIOTOPIA 森林セラピー

BIOTOPIA 森林セラピー

森と五感をシンクロさせ、リラックスする森林セラピー

美しいBIOTOPIA台地の森を、森林セラピスト・森林セラピーガイドがゆっくりとご案内し、お客さまの五感を開くお手伝いをいたします。
あなたも忙しい日常から暇をみつけて、一歩進んだ森林浴「森林セラピー」で、“森の恩恵”をいただきにきませんか…

森林セラピーについて

※ 「森林セラピー」、「森林セラピスト」および「森林セラピーロード」は、特定非営利活動法人森林セラピーソサエティの登録商標です。

「森林セラピーの楽しみ方」森の香り“フィトンチッド“編

森の香り「フィトンチッド」の不思議な力

森林セラピーの楽しみ方

 

森の香気を浴びる

「森林浴」という言葉が生まれたのはここ最近のことです。
海水浴、日光浴になぞらえて、森の香気成分を浴びる健康法として林野庁が1982年に提唱し広まりました。

いわゆる森林浴効果をもたらす森の香りは「フィトンチッド」と呼ばれ、私たちの体を癒し、安らぎを与え、清々しい気分にしてくれると言われています。「フィトンチッド」は、一歩進んだ森林浴としてBIOTOPIAで人気の「森林セラピー」でも感じることができます。

では、そもそも「フィトンチッド」とは一体何なのでしょうか?

 

「フィトンチッド」とは

「フィトンチッドphytoncide」とは植物が発散する揮発性物質の総称で、主な成分はテルペン類と呼ばれる有機化合物だと言われています。
1930年頃に発見され、「植物(フィトン)に由来することと、その能力―殺す(チッド)こと」を指しています。

「フィトンチッド」は、植物が自分自身を守るために周辺の細菌などの微生物を死滅させる物質です。「植物殺菌素」や「微生物成長阻害物質」と訳されることもあります。
樹木は、虫に食べられるなどして傷つけられると、摂食を阻害させるような苦みなどの成分を発散させます。
さらには食べられる前に微生物や昆虫などを忌避させるような物質を出して自分自身だけでなく、隣の木に警告を与える役割まであることが分かってきました。

そんな植物の武器とも言える「フィトンチッド」ですが、人体にも毒性を発揮するのかというと、そうではありません。
それどころか、人間にとっては有益な「防虫」「抗菌」「脱臭」「消臭」「リフレッシュ」などの効果があるというから驚きです。

 

昔から利用されてきた「フィトンチッド」

フィトンチッド

科学的な根拠を知らなくても、森を利用してきた人々はフィトンチッドの不思議な力を感じていました。

「総ヒバ作りの家を作ると3年間は蚊が入らない」という材木関係者もいます。
これは、ヒバが発散する成分に防虫効果があることを示す証言です。ヒノキ風呂やヒノキ作りの家など、ヒノキの匂いは多くの日本人に好まれますが、ヒバやヒノキの心材はこうした防虫、抗かび抗菌作用があることから、住宅建材として昔から使われてきたのです。

また、タンスに入れて使われる防虫剤の「樟脳(しょうのう)」はクスノキの葉や枝などの材片を水蒸気蒸留して作られます。
樟脳は医薬分野では「カンフル」と呼ばれ、かつては強心剤として使われていました。消炎作用、清涼感を与える作用などもあり、今でも外用医薬品の成分として使われています。

 

一歩進んだ森林浴 「森林セラピー」とは

このような人間にとって有益な成分であるフィトンチッドを身近に感じられるのが、今注目の「森林セラピー」です。

「森林セラピー」は、科学的な証拠に裏付けされた「森林浴」のことです。
森林の癒し効果などを健康維持・増進などに活かしていくという新たな取り組みで、林野庁・各研究機関や大学・企業などが研究を進めています。

「森林セラピー」では、「森林セラピーガイド」と呼ばれるセラピストと一緒に森に入る点が、単なる「森林浴」と大きく異なります。
セラピストは森林環境の科学的知識や、癒し効果についての生理学的知識をもとに、利用者が安全に森の中を散策し、効果的に森林浴を行えるように助言します。森を熟知したセラピストは、見逃してしまいそうな森の声に耳を傾けるようなきっかけを作ってくれます。また、時には離れて利用者を見守り、森と対話する時間を確保してくれます。
都会の喧騒から離れて森の中を歩くことや、美しい森の景色を楽しみながら、清浄な空気を吸い込み、歩いて適度な汗を流すことが、体に悪いと思う人はいないでしょう。

これまで経験的に知られていた「森林浴」の「癒し」効果は、「フィトンチッド」の発見に始まり、科学的な肉付けを経てセラピストによる療法である「森林セラピー」として確立し、より説得力を持つものになりました。サイエンスとなった「森林浴」「森林セラピー」は「FOREST BATHING」として欧米でも注目されています。

 

体験しよう 「森の癒し」

現代の私たちは、デジタル機器をはじめ、さまざまな人工物に囲まれ、時間に追われるようにして生活しています。
あなたは、最後に土の上で裸足になったのがいつだったか思い出せますか?

森林セラピーでは、人間に備わっている五感「見る」「聴く」「嗅ぐ」「触る」「味わう」を研ぎ澄まし、木々の息吹や風のざわめきに包まれる体験をします。
人類が二足歩行をするようになったのは700万年前。近年発見された最古の靴とされるものは、たった5500年くらい前のものです。
人類は圧倒的に長い間、裸足で歩き、自然の中で生活していたのです。まさに「不自然な」生活を送る現代人にとって、森林の中に身を置くことは、心の底からリラックスできる「癒し」体験です。

森の癒し

現在、全国には64の「森林セラピーロード」があります。これは、生理・心理実験によって森林セラピーに適した道として認定された道です。ビオトピア敷地内の遊歩道「BIOTOPIA“THE WAY”(森のみち)」は2018年に、全国で63番目の森林セラピーロードとして、NPO法人森林セラピーソサイエティから認定されました。  
あなたもビオトピアでココロとカラダも癒される「森林セラピー」でフィトンチッドの持つチカラを体験してみませんか?

※ 「森林セラピー」、「森林セラピスト」および「森林セラピーロード」は、特定非営利活動法人森林セラピーソサエティの登録商標です。

 

BIOTOPIA 森林セラピー

BIOTOPIA 森林セラピー

森と五感をシンクロさせ、リラックスする森林セラピー

美しいBIOTOPIA台地の森を、森林セラピスト・森林セラピーガイドがゆっくりとご案内し、お客さまの五感を開くお手伝いをいたします。
あなたも忙しい日常から暇をみつけて、一歩進んだ森林浴「森林セラピー」で、“森の恩恵”をいただきにきませんか…

森林セラピーについて

『1日の楽しみ方』ファミリー編


 

Let’s Go!

10:00 都内を出発!
今日は今話題のスポットBIOTOPIAへ♪
自然がいっぱいで大人から子どもまで楽しめる体験型施設なんだって!
家族でしゅっぱーつ!!


 
 

BIOTOPIAに到着!

11:00 到着
都心から車で約55分、BIOTOPIAに到着!
東名高速大井松田ICからも約5分だから道もわかりやすくて楽チン♪
ワイワイ楽しみながらあっという間に着いちゃった。


 
 

自然がいっぱい!

まずはBIOTOPIAの森を散策しよう!
森林セラピー®ロードに認定された遊歩道には、竹林の清々しい空間も広がっていて野鳥も見られるよ!
春には約430本の桜、秋には夫婦銀杏と銀杏並木がすごく綺麗なんだって。
箱根山に富士山もよく見えて家族で大喜び!息子はちょうちょうを見つけてはしゃいでた!
BIOTOPIAの森では四季折々の自然といつでも触れ合えるね。


 
 

お昼は何を食べようかな?

12:00 ランチ
たっぷりと自然を満喫したからお腹ペコペコ。
今日のランチはオリジナルお鍋が楽しめる「瑞穂ノ里」で。
未病チェックシートで自分の体調をチェックしたら、それに合ったお出汁や食材をセレクトして、オンリーワンのお鍋を作ることが出来るんだって!
新鮮なお野菜や地元のやまゆりポーク、足柄牛をお好みのお出汁で食べられてサイコー!
カラダに優しいおばんざいも充実していて、子どもにも安心して食べさせられるね。
ほうじ茶プリンは子どもも気に入って何回もおかわりしたよ!


 
 

親子でワークショップ

13:30 森のがっこう(ワークショップ)
ランチを食べながら家族会議して、この後はワークショップをすることに決定!
BIOTOPIAでは毎月いろいろなワークショップを開催しているんだって。
親子で物づくりをして、久しぶりに充実した時間を過ごせたよ♪
BIOTOPIAは自然がいっぱいだから、ワークショップのことを『森のがっこう』というネーミングにしているんだって。オシャレだね。


 
 

ワークショップのあとは外でカラダを動かそう!

14:00 外遊び
マルシェ前のガーデンは青々とした芝生が広がっていて、子どもも思いっきり走り回っていたよ。
端にはドッグランもあって、ワンちゃんに会えた息子は大喜び!
今度はうちのワンちゃんも一緒に連れてこよう♪


 
 

遊んだあとは ちょっと休憩

15:00 ブレイクタイム
いっぱい外遊びをしたあとは、カフェサンジャックでおやつタイム。
米粉で作ったオリジナルパンにかわいいスイーツ!どれもおいしそうで迷っちゃう。
BIOTOPIAはコーヒー通販のブルックスが運営しているから、本格的なコーヒーも味わえるの。ランチメニューではカラダに優しく栄養バランスを考えたカジュアルフレンチが楽しめるんだって!


 
 
おやつの後はキッズルームで絵本タイム♪
マルシェにあったキッズトイレがキレイで使いやすかったから、お出かけ先のトイレが苦手なうちの子も一人でできたよ!


 
 

マルシェで夕飯のお買い物♪

16:00 お買い物
地元産直の新鮮なお野菜がいっぱい!グルテンフリーなどカラダに優しい食材も見つかるよ!今日の夕飯は家族の健康を考えたメニューが作れそう。
お土産もいっぱいあってどれにしようか迷っちゃうね。
子ども用にかんたフェココアを買っていこうかな。
神奈川県西地域特産品コーナーもあって、地元の名産品も買えるの。
おじいちゃん、おばあちゃんにもお土産を買っていこうね。


 
 

ただいま~♪

マルシェで買った食材で夕飯づくり♪
グルテンフリーのパスタと新鮮なお野菜、そしてトマトソースで簡単にトマトパスタができた!どれも素材が新鮮で食べていて思わず笑顔。家に帰ってからもカラダに優しいね。
今日はBIOTOPIAで健康的な一日が過ごせて、ココロもカラダも大満足♪