開成町×米酒匂川が潤す大地の実り「米」

2019 . 11 . 29

「ME-BYOフード×2市8町食材」

未病を改善する食材を使ったビオトピアでしか味わうことのできないカラダが喜ぶメニューをお届けします

BIOTOPIA(ビオトピア)では自然の恵みが集まる「食」を通して未病の改善を提案しています。体調や季節にあった「ME-BYOフード」を摂ることで、美味しさに健康をプラスした食卓を。難しいことは何もありません。
BIOTOPIA(ビオトピア)が位置する神奈川県県西地域2市8町には豊かな自然が残っています。広がる田畑の恵み。新鮮な地元産の野菜や果物たち。豊富で澄んだ水は美味しい地酒へと生まれ変わっていきます。
これら自然の恵みである2市8町の食材はまさに「ME-BYOフード」の宝庫です。このコラムでは、季節ごとに地元の美味しい食材をピックアップしながら、「ME-BYOフード」を全10回にわたってご紹介していきます。

 

06 開成町編

みずみずしく稲が豊かに実る町

田舎モダンな小さい町

開成町は神奈川県西部に位置し、北は丹沢、西に箱根外輪山、南には相模湾を望む、総面積6.55平方キロメートルと、県内で一番小さな町です。町の東に流れる酒匂川によって形成された扇状地であるため、肥沃で水利の良い土地であり、気候も温暖です。また、交通の便に恵まれており、東京や横浜からもアクセスしやすい場所にあります。開成町は「田舎モダン」をキャッチフレーズに、都市から程よく離れたちょうどいい田舎、ちょっと贅沢な時間や生活ができる、住みよい町づくりを目指しています。

「開成」という町の名前は「万物を開発して事業を完成させ、知識を開いて事業を成就させること」を意味する中国の故事「開物成務(かいぶつせいむ)」からとられています。

酒匂川の治水と足柄平野の開発

開成町が位置する足柄平野は、かつて酒匂川が洪水になると浸水する低地でした。中世の酒匂川は数本に分かれて流れており、川筋に沿って荘園ができていました。江戸時代に入ると、氾濫しやすい川の流れを一本化し、米を増産するという構想のもと、大規模な新田開発が行われます。これにより耕作面積は開発前の3倍となり、足柄平野は穀倉地帯になりました。今でも開成町の農地の約8割は水田です。夏が終わり秋が近づく頃、黄金色に輝く稲穂が米作りは今も昔もこの土地に住む人々の営みの中心になっています。

「特A」を獲得したご当地米「はるみ」

開成町では、米作りを次世代に伝えていく活動も行われています。小学生は地域の水田で授業の中で米作りを学び、学校給食には、神奈川県生まれのご当地米「はるみ」が提供されています。「はるみ」は、神奈川県産のお米として初めて日本穀物検定協会の食味検査で最上級ランクの「特A」を獲得しました。

「はるみ」はコシヒカリとキヌヒカリをかけあわせた品種で、相模湾の「晴れた海」にちなんで名付けられました。官能試験では「コシヒカリに比べ、香りとつや・総合で優れ」「表層老化度がコシヒカリより低く、冷めても硬くなりづらい」という結果が出ています。「酒匂の水が美味しさをつくる」というキャッチコピーで開成町を中心に神奈川県内で生産されています。

おいしいお米はおいしいお酒に

開成町では、平成30年12月に「開成町地元飲料の普及促進に関する条例」が公布されました。この条例は、開成町産の原材料を使用して作られた日本酒や焼酎などで「乾杯」する習慣を広めようというものです。開成町で作られるお米は、主食としてはもちろん、日本酒の材料「酒米」としても使われてきました。また、開成町の米と里芋を原料にした全国的にも珍しい里芋の焼酎も作られています。

ちゃんと「ごはん」を食べよう

お米に含まれる糖質は、わたしたちが生きるために必要な三大栄養素のひとつで、体の中で分解されてエネルギーの源となるのですが、「ごはんを食べると太るのではないか」と心配する人もいます。でも、「炭水化物抜きダイエット」など、糖質・炭水化物を極端に減らす自己流の糖質制限は、体調不良に陥る危険性があるので要注意です。長期間、糖質を減らした偏った食生活を続けると、疲れやすくなったり、集中力がかけるだけではなく、めまいや頭痛などの慢性的な体調不良を引き起こします。また、ごはんを食べずにおかず中心の食事になると、塩分を取り過ぎ、高血圧などの生活習慣病のリスクが増えます。

ダイエットの基本は、定期的な運動と適切な量の食事に尽きます。「有名人がやっているから」と目先の減量効果をうたったダイエットにむやみに飛びつかず、バランスのとれた健康的な食生活を心がけましょう。

「米」の魅力

同じ炭水化物でも、お米はパンや麺と異なり、粒のまま食べる「粒食」です。小麦などの粉から作られるパンや麺類と比べると、消化に時間がかかり、糖質はゆっくりと吸収されます。そのため食後に血糖値が急に上がるのを避けることができます。食後の血糖値の急上昇は、血管を傷付け、動脈硬化が進行するリスクを高める「血糖値スパイク」と呼ばれています。糖尿病だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす可能性がある「血糖値スパイク」が起こりにくい主食は、ゆっくりと消化・吸収される「ごはん」だと言えます。

そして「米」の最大の魅力は、「食品添加物をいっさい含まない食材である」ということでしょう。白米を炊くだけで、余計なものが何も入っていないおいしい「ごはん」を食べることができます。市販の食パンや麺類には、添加物が使われていることが多いことを考えると、「米」は本当に魅力的な食材だと言えます。


 

「瑞穂ノ里」で味わう「かまど炊きごはん」

「瑞穂ノ里」では、大井町で生産された「はるみ」をはじめ、「キヌヒカリ」や「サトジマン」など、神奈川県産のお米を使用しています。農家の方々が丹精こめて作ったお米を特製窯でかまど炊きにし、お米本来のおいしさを存分に引き出します。瑞穂ノ里で、おいしい「ごはん」をぜひお楽しみ下さい。

和食レストラン 「瑞穂丿里」のご案内

 

マルシェで買える開成町のおいしいね!

〈県西地域特産品〉

神奈川県産の玄米を取り揃えております。マルシェにてご購入頂いた玄米は、無料で精米致します。お好みのつき具合を選んで精米することができるので、ぜひご利用ください。

「はるみ」
日本穀物検定協会「米の食味ランキング」で「特A」受賞。「コシヒカリ」と「キヌヒカリ」を交配するなど、10年の歳月をかけて開発された。甘味があり、もちもちとした食感が特徴。

「キヌヒカリ」
冷めても硬くならず、甘みが増すという特徴から、お弁当にも重宝される「キヌヒカリ」。和食店や寿司店で好んで使われています。強すぎない粘りと香りで、どんなおかずにも合うオールマイティなお米です。

「さとじまん」
神奈川県が全国に先駆けて栽培を始めた品種です。名前の由来は「わが里自慢」だそう。粒が大きいので、少し多めの水加減で炊くのがコツです。

〈瀬戸酒造店〉

「音も無く」純米吟醸酒(生貯蔵酒)

2019年Kura Master(フランスの日本酒コンクール)でプラチナ賞を受賞。爽快な含香とスムーズな口当たりが特徴で、じっくりと味わいたいお酒です。