Vol. 22 パイナップル

原産地はブラジルを中心とする南アメリカで果実が松かさに似ていてリンゴのように甘いことから「松ぼっくり(pine)」と「リンゴ(apple)」を組み合わせて「パイナップル(pineapple)」と呼ばれるようになりました。栄養面ではビタミンC、B1、食物繊維、鉄やマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。特有の栄養素としてはブロメラインがあります。ブロメラインはたんぱく質分解酵素で胃液の分泌を活発化したんぱく質の消化を促進したり、腸内の有害物質を分解する効果が期待できます。また近年注目の成分としてはグルコシドセラミドがあります。パイナップル由来グルコシドセラミドには肌の潤い(水分)を逃がしにくくする機能があることが報告されており、機能性表示食品として様々な製品に使用されています。