ビタミンEは4種のトコフェロールと 4種のトコトリエノールの合計8種類の化合物の総称です。トコフェロールはα-、β-、γ-、σ-体の異性体が存在しますが、体内で最も多く、生理作用が最も強いのはα-トコフェロールと言われています。ビタミンEの持つ抗酸化作用により、体内の脂質の酸化を防ぐ働きがあります。これにより、動脈硬化などの生活習慣病や老化と関連する疾患を予防することが期待されています。ナッツ類や植物油脂類に多く含まれている成分です。ぜひ分析のご検討ください。