Vol. 7 玉ねぎ

たまねぎには機能性成分であるケルセチンが豊富に含まれています。ケルセチンはフラボノイドの一種で強い抗酸化作用や抗炎症作用などさまざまな生理作用が報告されており、特に皮に多く含まれているので煮出してたまねぎ皮茶として飲むのがオススメです。その他にもたまねぎには硫化アリルが含まれており、血液をさらさらにする効果やビタミンB1の吸収率を高める効果などが期待できます。硫化アリルは加熱によって変化し、水に浸すと溶け出てしまうので効率的に摂取したい場合は生で食べるのが最も効果的です。この時期は生で食べても辛味の少ない新たまねぎが旬を迎えますので普段は生で食べない方も一度試してみてはいかがでしょうか。