Topics:大豆イソフラボン

大豆イソフラボンはフラボノイドの一種で抗酸化作用、骨粗鬆症の予防、エストロゲン用作用などの効果が知られています。特に大豆の胚軸に多く含まれており、非配糖体(アグリコン)、配糖体、マロニル化配糖体、アセチル化配糖体に分けられ、それぞれ3種類が存在しているため、計12種類のイソフラボンが含まれています。大豆の加工状態によってその含有比率は変化し、乾燥大豆では配糖体とマロニル化配糖体がほとんどを占めており、きなこのように焙煎するとマロニル化配糖体が減少しアセチル化配糖体の比率が高く、発酵させると非配糖体(アグリコン)の比率が高くなります。弊社で受託しているダイジンとゲニスチンは配糖体に分類されます。摂取したイソフラボン配糖体は体内で非配糖体(アグリコン)となり、腸で吸収されてさまざまな健康効果をもたらしてくれます。