Vol.19 アボカド

森のバターとも言われるアボカドは脂肪分を多く含んでいますが、そのほとんどはオレイン酸やリノレン酸と言った不飽和脂肪酸です。オレイン酸には悪玉コレステロールを減らす働きがあり、リノレン酸は血中の中性脂肪の減少や血圧降下作用が期待できます。脂肪分以外には動脈硬化予防や抗酸化作用があるビタミンEや腸内環境を整える食物繊維が豊富に含まれています。アボカドのほとんどは海外からの輸入品ですが、近年では国産アボカドも各地で生産されています。また栄養面において優秀なアボカドですが、脂肪分を多く含むため、カロリーが非常に高い食材ですのでくれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。